というわけで,東京へはとある研究会に出席するため.報告を拝聴.
フランスと日本の医療体制を比較しながら,フランス医療における看護士(女性)の地位向上の「からくり」を考えていくというような内容.その際報告者はロールズの格差原理を独自に援用されていた.
結論的には,看護士の地位向上は医師の専門化に伴うものにすぎないということだった.高度化する技術を習得した専門医が台頭し,医療費の決定に大きな影響を与える.高度化する技術は看護技術の高度化をも要請し,結果として看護士の労働もまた以前よりも高い評価を受けるようになる.しかしこれはあくまで「平等」とはことなる.看護士の地位は向上したが,医師には決して届かない.つまりは,「上」がのびればそれに引っ張られて「下」ものびる,というからくり.なるほど.
しかしここでふと疑問が.「上」とか「下」がそもそもあるかどうかさえ分からない分野では,地位向上はいったいどういう道筋をたどれるのだろうか.たとえば「介護」という分野で.
介護は高齢社会の中で間違いなく大きな意味をもつ分野なわけで,ここをどう「疲弊」させないかを考えないといけないなと思う.でも介護の分野では,そもそも技術の高度化ということ自体が問い直され,新たな介護のかたちを模索している.上記のような,いわば医療モデルとは違う形で考えないといけないわけだ.難しいけど考えねば.
抜き.
久々にじゃじゃ麺.うまし.
鰊御殿にて.ボタンエビ,たらきく酢,焼き鳥,ポテトサラダ,トマトサラダ.ボリュームがありすぎた^-^;.
がおー.
正体はカメイビルなり.
抜き.
揚げ玉うどん.要するに油揚げを炊いたのと卵をのせたうどんなり.揚げは甘めに炊いてみたがどうだったろうか.
だったかな.
タウンミーティングの光景が流されてた.条例に反対の喫茶店店主の発表にたいして,「早く引っ込め」「人殺し」というヤジが飛び,会場から拍手喝采.こりゃひどい.
たばこは大嫌いだが,ファシズムは怖い.禁煙ファシズムなんて妄想だと思ってたが,やばいな.あらゆる場面で「正義」が猛威をふるう社会になるのかな.
正直言って,正義に酔いたい自分がいるのは確かだ.でも,正義の側に自分が立てるかどうかのリスクを考えたとき,自分のこの気持ちはとても危ないものだろう.
追記:ただし,やっぱり環境管理型権力ではないが,「たばこの煙を1ccでも吸いたくない」という,まことに過剰かつ素朴な欲望を満たせる「技術」はほしい(政治ではなく).分煙というのは実はまだ未熟で,「嫌いな人がどう活動してもその存在にはたどり着けない/そもそもたばこというもの自体の存在を気にする必要がない」までになるといい(あ,存在自体の認識を消すって,ドラえもんの独裁スイッチではないか).これって,飲酒もそうなのだろう.でもこれはこれでね.バラ色の健康に縛られた社会なんだろうな.不健康きわまりない自分にはなんとも生きにくいね.
読む 虎 [難しいことを考えてますな。]
読む yama [虎氏の強力効果と限定効果の統合ってのも十分難しいすごい話だぞ(^-^).]